先月まで、
東京・サントリー美術館で薩摩切子の展示がありました。
薩摩切子の大がかりな展示は、昭和57年の旧サントリー美術館以来、
海外の美術館からの一時里帰り品や最近新たに発見された薩摩切子も加わり、
近年の中では 最大の展示 とのことです。
「一瞬のきらめき まぼろしの薩摩切子」 という名が付くように、
薩摩切子には謎が多く解明されてない点が多いと言われています。
↑ の本は昭和58年に出版された本で少々古いもので、研究も進み若干現在の見解と異なる部分もありますが、写真がとても綺麗で、研究内容も充実した内容の一冊であると思います。
本の中で紹介されている切子の寸法や紋様、重量・比重・マンセル色記号なども詳しく記載されています。
地元の図書館で都立の図書館から取り寄せることができました。
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- 2009/06/08(月) 22:35:56|
- ガラスの歴史・技術
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上野駅構外にある、
ブラッスリー・レカンの内装にあるステンドグラスです。
以前、このレカンを見つけて、入り口のドア越しから素敵なステンドグラスが見えるので、しばし入っていました。先日ランチに行ったところ、たまたまこのステンドグラスのある席に通されたので、許可をいただき撮影しました。満席でしたのでカメラは十分に引くことができず、ステンドグラスの全景撮影はできませんでしたが雰囲気だけでも感じていただければ。
今現在は、この壁と窓の反対側は屋外ではなく、窓の外側から照明を当てているという形です。彫刻をあしらった大理石の枠に、アールデコ調のデザインです。
ステンドグラス下部分は、保護のためのガラスが手前に嵌められています。
[ブラッスリー・レカン (旧上野駅貴賓室)]の続きを読む
- 2009/06/01(月) 21:05:39|
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あれからまたまた時間が空いてしまいました。
しばらく教室をお休みしてしまいましたが、組み終わり半田付けまで終了。
家に持ち帰り、あとはパテ詰め作業なのですが、小分けのパテを買いに行ったら
売り切れていていました。

天地逆にしてガラス窓に立てかけて撮影。
なぜなら、Y字部分にある小さいガラスピースがズレてしまうので。
小さく作るのは、やっぱり大変でした。
- 2009/05/26(火) 18:47:31|
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タモリ倶楽部という番組で、「髭男爵のワイングラスは何故割れないのか?」という話をやっていました。
フツーの薄い飲み口のワイングラスで 「かんぱ〜いやないか〜」 と当て続けていたら、いとも簡単に割れてしまいます。
実際、髭男爵さんたちもワイングラス選びには変遷があったようで
ネタの最中に本当に割れちゃった経験もあったとか。
今は「ハードストロング」というワイングラスを使っているそうで、ハンズで千円台で売っていると言ってました。安い・・・・。
好奇心旺盛で調べちゃいましたよ、ハードストロング。
東洋佐々木硝子 さんの
ハードストロング という口部強化硝子のようです。
強化硝子といえ、絶体割れないワケではありませんので。
ハードストロング、
ラインナップが広く、いろいろな形状の製品があります。食洗機でも洗えちゃうって・・・。
(ゴールド、プラチナ、ブルー)
髭男爵さんの使っているグラスは ゴールドラベルのステム
レセプション のようですね。ボルドーかな?重量はどの位なんでしょうね?軽いのかなー。
番組の中では、何故かレモンサワー?を 色々な形状のステム付きグラス(リーデル)に注いで、どれが美味しいかと飲み比べていました。結論はリップ飲み口が広がっているカクテルグラスでした。
- 2009/03/28(土) 21:56:15|
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メキシコの建築つながりで、忘れてならない人は
ルイス・バラガン。
バラガン自邸は世界遺産に登録されていますが、その他のバラガン作品にも光と影が満ちた清逸さがあり、この豊かな空間はずっとのこってほしいと思います。
↑ の「ルイス・バラガンの建築」1992年の初版本にはカプチン派修道院が収録されているのですが、再版本の中にも収録されているかどうか未確認です。TOTOさんのこの類の大型本はとても写真が綺麗なので見応えがあり、バラガンの光の空間を充分に堪能できます。
カプチン派修道院はメキシコシティ南部にあるトゥラルパンにあり、バラガンが再建・改修工事をしたものです。太陽光の「黄色い光線」だけを抽出した、光のある礼拝堂。
工期 1953-1960
黄色のステンドグラス(ダルガラス)は、彫刻家のマシアス・ゲーリッツ
Mathias Goeritzによるもの。
こちらのブログにも写真付きで紹介されています。
・
MI MOLESKINE ARQUITECTÓNICO親切にGoogle翻訳で日本語変換できるようになっています。
変な訳になりますが、ニュアンスは伝わると思います。
この方のブログはものすごく研究して構成されているのでスゴイです!
日本の建造物や文化にとても興味がある様子がうかがえます。
参考
・
Barragan Foundationコメントスパムが多くなりましたので、承認制にさせていただきます。
お返事にはしばらくお時間かかることになると思いますが、宜しくお願いいたします。
- 2009/03/27(金) 08:15:10|
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「フェリックス・キャンデラの世界」 の本の中で
キャンデラと日本の構造家川口衛さんとの対談からの引用文。
「
HPシェルの特徴のひとつは、影のゆらぎが生まれることです。
HPの壁や屋根には必ず光と影の楽しい戯れがあります。
・・・・・中略・・・・・・
影は建築に深く関わるものであり、
あらゆる古典建築の表現は光と影の動きを考慮に入れてきました。」
キャンデラ自身、構造の形の探求のみならず、
光が差し込んだときの形体の輝きも大切にし、移りゆく変化を楽しんでいたと思います。
それゆえ、ステンドグラスとキャンデラの空間とのマッティングは絶妙であったのかもしれません。
ゴシック期の大聖堂のステンドグラスがゴシックの空間に融和しているように
キャンデラの構造空間に、現代のステンドグラスが空間によく馴染んでいると思います。
「フェリックス・キャンデラの世界」 の本に収録されなかった教会があります。
エル・アルティージョ礼拝堂。 単一シェルのシンプルな屋根です。
軽やかなシェル屋根は、開口部を大きく開かせて、祭壇側のステンドグラスパネルからの
ダイナミックな色の光の空間は圧巻です。1958竣工。
建築 Enrique de la Mora、Fernando López Carmona
構造 Félix Candela
ステンドグラス Kitzia Hoffman
エル・アルティージョ礼拝堂の画像は検索ではかなりありましたので、
以下にご紹介いたします。実際に行ってみたいですねー。
・Parella MxDF Photoblog
El Altillo 001−007
・SkyscraperCity
Capilla de El Altillo en Coyoacán ・Alex Waterhouse-Hayward
Hypars, Leibniz, Newton, Félix Candela & Arthur Erickson
- 2009/03/25(水) 09:18:45|
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フェリックス・キャンデラ(1910〜 1997 Félix Candela) はメキシコの構造家です。
スペイン・マドリードで生まれ育ち、マドリッド建築学校を卒業。
構造家を夢見てドイツに留学する出発するその日、スペイン内戦が勃発して
留学を断念します。従軍しますが捕虜となり収容所に入れられるのですが
救済援助の船により脱出し、メキシコに辿り着きます。
メキシコで建設業に従事し、やがてHPシェルを応用した建築を手がけていきます。
そのシェルの厚みは1.5cm〜4cmという極めて薄いコンクリートで、
軽量でかつ力の流れがシンプルな構造は、1985年 M8.1メキシコ大地震ではメキシコ・シティの地盤の弱さにかかわらず、彼が手がけた建築、全て無傷だったそうです。
※
シェル構造サン・アントニオ・デ・ラス・ウェルタス教会は1956年竣工。
建築 Enrique de la Mora
構造 Félix Candela
鞍型交差HPシェルを3つ並べ、シェルのエッジ部分にイエローベースのステンドグラスが入っています。そのステンドグラスからの透過光がシェル構造体に色を落とし、黄金色の清逸に満ちた内部空間。写真や画像でしか見たことはありませんが、ステンドグラスのある秀逸な空間だと思います。
ネット上で良い写真を見つけられなかったので、できたら↑の本を図書館などで取り寄せて
閲覧していただけたらな、と思います。
同本に収録されている、
サン・ビセンテ・デ・パウルの礼拝堂
サンタモニカ教会
イグラシア・デ・ラ・ヴィルヘン・ミラグローサ教会
これらも、素晴らしいステンドグラスの光のある空間だと思います。
- 2009/03/23(月) 08:43:50|
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あれから数ヶ月・・・・。
お休みがちで牛歩状態な進み方ですが、「薔薇窓」?部分まで組み上がってきました。
入りくんだ形状のガラスのピースは、組み上げ調整の時に割れる可能性があるので
(鉛線部分をコツコツと叩きながら微調整すること)
この部分はカパーで作った方が良いと先生から助言をいただきカパーで作ったのですが。
赤のガラスの1ピースが熱割れで作り直しになってしまいました。
ガラスカットでも、この赤部分の作業が一番大変でした。
ランバーツのイエロー×赤被で これだけ異様に脆いガラスでした。
カット途中に大破して何度も作り直したのです。
きっと見えない傷が入っていたのが熱割れしたのでしょう。

でも、色がとっても綺麗なんですよねー。
ブロウの板ガラスの色は単色ものも綺麗ですが、
被せの色のマジックもスゴイ。歴史のあるメーカーならでは、サスガだと思う。
こんな色ガラスの質感の、ガラスの器やベースがあるといいなーなんて思います。
自分も被せガラス作ってみたいなーと思いつつ、道は遠い・・・。
- 2009/03/22(日) 10:03:55|
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学生の頃 「アメリカの建築」 という日本語版の番組を見たときに、
アメリカ空軍士官学校のチャペルを初めて見ました。
構造美のダイナミックな建築空間の中で、色ガラスの光の帯がとても美しく映えていたことを記憶しています。チャペルの周囲に広がる外構の白いグリッド部分が士官候補生に歩くことが許された道筋で、候補生がその上をタッタッタッと颯爽に歩いている姿が印象的でした。コーナーでは90度にきりりとターンして歩き進むんです。
構造美のチャペルの中には、地上階にプロテスタント、地下にカトリック、ユダヤの礼拝堂があります。
折紙のように立体化させたアルミのパネルのジョイント部分には1フィートづつの隙間があり、
そこに1インチの厚みの色ガラスが嵌められています。
ガラスは8色の基本色を使い、暖色から寒色のグラデーションに彩られています。
↓サイトでチャペルの内部空間を見ることができます。
・
United States Air Force Academy Cadet Chapel・
FACT SHEET United States Air Force構造をデザインの主体にした建築には、色ガラスがとても良く合っているケースが多いと思いますが、これからその例を紹介していきたいと思います。
- 2009/03/19(木) 09:21:13|
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a+u (エー・アンド・ユー) という、マニアックな雑誌があります。
(建築設計の人なら、たぶんみんな知っている雑誌)
2009年2月号はルイス・カーンの住宅特集ということを知り、大きな本屋さんに行ってみたら既に3月号に入れ替わってました・・・。いくつか大きな本屋さんをまわり、やっとバックナンバーを見つけたこの本。
いつもながら思うのですが、カーンの住宅は素晴らしい・・・、溜息。
この雑誌には、カーンの「名作住宅」 として位置づけされている住宅以外に
私が今まで目にしたことがなかった物件も収録されています。
どの住宅もイイ!住んでいる方は幸せダー。
それぞれの住宅に今のオーナー・住み手が居て、活き活きとした生活が伝わってきます。
カーンの創った空間は勿論素晴らしいのですが、住み手が大切にしている家具・調度品や育てている鉢植えなどが空間に馴染んでいて、それぞれの写真にすっかり見入ってしまいました。
こんな空間に似合う、何かをつくりたいという気持ちが涌き上がります!
どこかでこの本をお見かけしたら、是非お手にとってご覧くださいませ。
- 2009/03/01(日) 22:56:41|
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